女将からのお知らせ

深夜、珍客が?“がんばってます福島”

遠くから、リズミカルにかき鳴らす鉦(かね)と太鼓の音が、聞こえてきました。
これは、「じゃんがら念仏踊り」です。

磐城第一の名物として知られている念仏ですが、江戸時代初期に、江戸の町で流行した空也念仏が、磐城で踊られたのが始まりだそうです。

江戸時代頃は、老若男女の区別なく諸堂宇で、輪を作って共に唄い踊られていました。
ところが、風紀上よくないと、明治6年に禁止令が出て、男性だけで踊られる時期が長くありました。

現代は、女念仏踊りや子供・男女一緒のじゃんがらもあります。
お盆の時期、新盆の家を回って供養の踊りをしているのです。
昨夜、仕事を終えて館内の見回りをしていると、カマキリではなさそうですが・・・。

頭に浮かんだのが、「ナナフシ」?
調べてみると、
「七節」の「七」は単に「たくさん」という程度の意味で、実際に体節を正しく7つもっているわけではない。擬態(ぎたい)する昆虫の代表的な昆虫で、木の枝に擬態する。
とあります。

この柱に擬態していたのかしら?
私に、見やぶられてしまったのですね!
外の木の枝に、そっと移してあげました。
本日の逸品です。
焼き物
 ・金目鯛の西京焼き
 ・蓮根酢漬け
 ・谷中生姜
割烹旅館 天地閣
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