女将からのお知らせ

流出なった六角堂は・・・!“がんばってます福島”

近代日本の美術行政の確立に尽力し、賛同する仲間や教え子と日本美術院を創設した岡倉天心は有名ですが、
この天心が、ダイナミックで変化に富んだ北茨城市五浦の景観に魅了され、この地に建設したのが「六角堂」でした。
東日本大震災の大津波で、土台部分だけを残し完全に流失してしまったのですが、4月25日に再建されたとの情報を得て、さっそく見に行ってみました。

震災前に見学したときは、六角形の畳が敷かれていたように思ったのですが、明治38年の創建当初の姿を目指すとの再建方針で、板敷きで中央に六角形の炉が切ってありました。
天心は、この六角堂を「観瀾亭子」(大波を見る東屋)と呼んで、永遠に変化してやまない波を「道」にたとえ、道教と仏教と禅が渾然一体となった天心の世界観を表現しているのだそうです。
天心もこの三坪の空間で、どんな思想にふけったのでしょう?

5月31日までは、無料公開です。

小名浜放射線量測定値(いわき市災害対策本部)単位:μSv/h
 5月10日(木)AM10:00 小名浜支所
  小名浜支所 地上1m  0.15
           地上1cm 0.14

基準値内
割烹旅館 天地閣
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